IoT家電で自宅をスマートホーム化しよう

2022年07月15日

前回のブログではエアコンの選び方を紹介しましたが、家電選びは色やデザイン以外にも機能性が重要ですよね。

 

これからの家電選びでは「IoT」を視野に入れる方も多いでしょう。

 

少しずつ家庭にも増えてきたIoT家電ですが、「IoT家電なんて私には使いこなせないだろう」…なんて思ったそこのアナタ!

 

それは大間違いです。簡単な操作で生活がぐっと豊かになるんですよ。

 

今回のブログではIoT家電(スマート家電)にはどんなものがあるのか、IoT家電の利便性などを紹介します。

 

なおこの記事では「アレクサ」や「OKグーグル」でおなじみのスマートスピーカーについては紹介しませんが、スマートスピーカーとIoT家電を連携させることで家電を声で操作することも可能です。

iot

IoT基礎知識

IoT(アイオーティー)とは「Internet of Things」の略。モノのインターネットと訳されています。

 

モノがインターネット経由で通信することを意味し、モノがインターネットに繋がることでそれぞれのモノから情報を収集して可視化。お互いの機能を補完し合うことができるようになるのです。

 

IoTで離れたモノの状態を知ることができたり、離れたモノを操作したりすることが可能になります。

IoT家電いろいろ

ここからはどんなものがあるのか、どのようにIoTが活用されているのかなどを一部紹介します。

 

IoT家電でないものと比べると多少価格が高めなことが多いですが、IoT家電にすることで生活の質が上がりストレスの軽減にも繋がるので、購入コスト以上のメリットを感じられるのではないでしょうか。

 

ぜひ今後の家電選びの参考にしてください。

 

今回紹介するのは以下のIoT家電です。

 

●エアコン

●テレビ・レコーダー

●ロボット掃除機

●冷蔵庫

●洗濯機

●照明

●鍵・窓シャッター・カーテン

 

kaden

エアコン

IoT化されたエアコンは、遠隔操作が可能。

 

外出してから「エアコン切ったかな?」と心配になること、ありますよね。

 

そんな時でもIoT化されたエアコンならアプリで確認でき、もし切り忘れていても、外出先からオフにすることが可能。

 

もちろん逆にオンにすることもできるので、帰宅前に電源を入れておけば室内温度を快適にしておくこともできます。同じ家の中であっても、例えば寝る前に寝室のエアコンをわざわざつけにいくのは面倒ですが、リビングから操作することも可能です。

 

またアプリでエアコンの消費電力と電気代を可視化し、さらに搭載されているAIの学習機能によって運転の最適化を可能にする機種もあります。

 

IoT化されたエアコンは快適な室温設定だけでなく、電気代の節約につながるんです。

テレビ・レコーダー

IoTテレビは、既に当たり前になりつつありますね。

 

テレビをネットと連携させることで、YouTubeやNetflixなどの配信サービスをテレビで視聴することができます。

 

そしてIoTレコーダーも便利な家電。従来のレコーダーの場合、観たい番組を録画しても観る時間がなくて貯まっていく一方だったという人も多いでしょう。

 

しかしIoTレコーダーをネットに接続すれば、録画した番組をスマホで観られるので、通勤中や寝室など自分の好きなタイミングで楽しむことができるのです。

 

もちろん録画予約もスマホから遠隔でできるので、録画忘れもありません。

ロボット掃除機

IoT家電の代表格ロボット掃除機。

 

アプリで起動できるだけでなく、スマートスピーカーを利用すれば「掃除して」というだけで起動します。

 

ロボット掃除機の1番の特徴は、AIが学習し掃除をしながら部屋の構造を覚えていくので効率的な掃除ができること。どこを掃除しどこにゴミが溜まりやすいのかもスマホで可視化でき、忙しい毎日をサポートしてくれる力強い味方です。

冷蔵庫

じつは冷蔵庫にもIoTの技術が導入されています。

 

例えば卵やビール、ヨーグルトなどの重量を検知して外出先から残量を確認できたり、保存する際に賞味期限を登録することで賞味期限が近くなった食材を知らせてくれたり。これで買い忘れや買いすぎを防ぐことができますね。

 

またGPS機能と連動し、外出したら節電モードになったり、お買い物したら冷蔵庫内をしっかり冷却したりと、省エネに対応した冷蔵庫も登場。電源を切ることなく使用する冷蔵庫だからこそ、上手に節電できそうです。

洗濯機

IoT洗濯機の主な機能は、スマホなどでリモート操作できることはもちろん、洗剤や柔軟剤の自動注入と残量通知が届くこと。洗剤を切らしていたということも少なくなるでしょう。機種によっては、自動で洗剤の注文をしてくれるものもあります。

 

また遠隔で洗濯状況をチェックでき、洗濯や乾燥が終わるとスマホに通知が届く機能は地味に便利です。

 

ほかにもメーカーによっては、その日の天気や花粉量のお知らせ機能があったり、好みに合わせたオリジナルコースを設定できたり、衣類の種類に応じたコースを提案してくれたりします。洗濯機も進化していますね。

照明

照明もIoT化すると、とても便利です。

 

アプリを使うと、照明の色や明るさなどを細かく設定することができ、時間や曜日で自動的に変わるように設定することも可能。リラックスモードや読書モードなど目的に応じた設定もあります。

 

またGPSと連携させれば、家から出たら消灯し家に近づいたら点灯してくれるので電気の消し忘れもなくなるでしょう。

 

さらにスマートスピーカーにつなげば声で照明のオンオフや明るさ調整ができるなど、快適に利用することができます。

鍵・窓シャッター・カーテン

家電ではありませんが、鍵・窓シャッター・カーテンもIoT化できます。

 

玄関の鍵もエアコン同様、外出後に「施錠したかな?」と心配になることありますよね。

 

玄関の鍵をIoT化することで、外出先でもアプリから自宅のドアの施錠が可能に。鍵の開閉履歴はリアルタイムでチェックできるので、子どもの帰宅やその後の鍵の閉め忘れを確認できるのも安心です。

 

従来の鍵を紛失すると鍵本体を取り替えなくてはなりませんが、スマートキーの登録や削除はアプリでできるので、スマホ紛失時に即座に対応できるのもメリットでしょう。

 

鍵の取り換えが不要なため、最近はスマートキーを採用する賃貸物件も増えてきました。

 

また窓シャッターや雨戸などをIoT化するご家庭も多いです。窓シャッターをIoT化すると、近年増加するゲリラ豪雨などからも開口部を守ってくれますね。

 

そしてカーテンもIoT化することが可能。タイマーをセットすれば、毎朝太陽の光を目覚まし代わりにしたり、つい帰りが遅くなってしまった時に遠隔でカーテンを閉めたりすることもできます。

 

また例えば照明が点いたらカーテンが閉まったり、玄関ドアの開閉でカーテンも開閉したりと、他のIoT家電と連携できるタイプのものも。ライフスタイルに合わせて選びたいですね。

まとめ

今回紹介したIoT家電はごく一部です。またこれからもどんどん進化していくことでしょう。

 

「IoT家電なんて私には使いこなせない」なんて言っていたら、無駄な時間と労力を使うことになります。家電は調子が悪くならないとなかなか買い替えませんが、買い替えのタイミングで自分に合ったものを選びたいものですね。

 

もちろん予算などもありますが、ぜひIoT家電を上手に活用して生活の質を向上させましょう!