引っ越し業者の必要性や見積もり方法

2024年01月30日

これから迎える引っ越しシーズン。

この春、進学や就職などで引っ越しをされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

初めての一人暮らしであれば、家具や家電を新しく購入することも多く、宅配便で荷物を送るだけで引っ越しを済ませることも可能でしょう。しかし一人暮らしの家などから新居に引っ越す場合は、家具や家電など大きな荷物の移動もあるため、引っ越し業者を利用する方も多いですよね。

 

そんな方は、そろそろ見積もりを検討する時期です。

 

希望日を確保するには、引っ越しの1ヶ月前までに済ませておくのが理想。後回しにすると、希望日に引っ越しができない可能性もあります。早ければ3ヶ月前から対応してくれる引っ越し業者もありますので、すでに引っ越し日が決まっているのであれば、早めに見積もりを取りましょう。

 

今回は引っ越し業者の必要性や見積もり方法について紹介します。

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引っ越し業者を利用せずに引っ越しは可能?

結論から言えばYESです。

 

引越し業者に依頼せずに自力での引っ越しの最大のメリットは、費用が抑えられること。そして好きな日取りで引っ越しが可能なこと。

 

しかし自分で引っ越しをする場合には、リスクや注意事項があります。まずは主なデメリットを確認しましょう。

 

・壁や床に傷をつけたら自己責任
・梱包資材は自分で用意する必要がある
・車の確保と運転をする必要がある
・大きな荷物があれば人材確保が必要
・想像以上に費用がかかることもある

壁や床に傷をつけたら自己責任

引っ越し業者に依頼すると、廊下やエレベーターなどの壁に養生をし、傷がつかないようにして荷物の搬出・搬入をします。プロなので重い荷物や狭い通路でも、難なく運ぶことができますが、自分で引っ越しする場合はなかなかそうはいきません。

 

もしも自分で引っ越しをし傷をつけてしまった場合は自己責任となり、大きな出費となってしまいますので注意してください。

 

仮に業者に依頼し業者のミスで荷物を壊したり壁などに傷をつけたりした場合は、業者が加入している保険で補償されるので安心です。

梱包資材は自分で用意する必要がある

引っ越し業者に依頼すれば、引越しに使うダンボールを一定数提供してくれます。有料の業者もありますし、交渉次第で無料や追加に応じてくれる業者もあるでしょう。

 

自分で引っ越し作業をする場合は、ダンボール等の梱包資材をすべて用意する必要があります。

 

近所のスーパーなどで無料でもらえるものを使用してもいいですが、大きさがバラバラだったり不衛生なものがあったりするので注意してください。もちろんホームセンターなどで購入することもできますが、1箱平均200円程度です。

車の確保と運転をする必要がある

自分で引っ越しをする場合、家具や家電を運ぶのであれば、軽トラックなどを用意する必要があります。レンタカーを借りることもできますが、もちろんその分費用がかかります。

 

知り合いから車を借りる場合は、事故を起こしたり傷をつけてしまったりした場合に、トラブルになりかねません。

 

普段運転している車以外を使用する場合は、十分注意してください。

大きな荷物があれば人材確保が必要

大きな荷物を運ぶのであれば、人材の確保は必須。特に冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、一人で運ぶことはできません。

 

友人に頼むのであれば、引っ越しのあとにお礼をすることを忘れずに。

想像以上に費用がかかることもある

自分で引っ越しをする場合でも、レンタカー代やダンボール代、手伝ってもらった人へのお礼など、思っていた以上にお金がかかることもあります。

 

先述のとおり、もしも壁や床に傷をつけてしまったら修理費用も必要となるでしょう。

 

 

 

自分で引っ越しをしようとお考えの方は、これらを理解しておく必要があります。もしも不安であれば、引っ越し業者を利用する方がベターなのではないでしょうか。

引っ越しの流れ

大まかな流れは以下のとおりです。

スケジュール

まずは転居先を決め、大まかにいつごろ引っ越し予定かを決めます。その後見積もりをし、どの業者に依頼するのか決定します。業者の空き具合や自身のスケジュールなどを照らし合わせて、引っ越し日を最終決定しましょう。

見積もりについて

見積もりは基本的に「訪問見積もり」を行います。訪問見積もりとは、事前に業者が旧居に訪れ、荷物量や家の周りの道幅、新居までの距離などを確認し料金を提示すること。

 

引っ越し業者が滞在する時間は30~60分程度です。保険内容やキャンセル規定もしっかり聞いておきましょう。

 

訪問なしで見積もりすることが可能な引っ越し業者もありますが、訪問なしの場合は、目視していないため料金が相場より高くなったり追加料金がかかったりするリスクがあることを覚えておきましょう。

相見積もり

相見積もりを取る

引っ越し業者に依頼するなら、相見積もりを取りましょう。相見積もりとは複数社から見積もりを取り比較し、一番いいと思った業者に依頼することです。

 

相見積もりをすることで、相場より安くなる可能性があります。なお引っ越しを予約するまでは費用はかかりません。

相見積もりのポイント

見積もりは無料なので何社利用してもいいのですが、少なすぎれば比較が難しく、多すぎても時間がかかり、情報も多くなって決めきれなくなってしまいます。断るのも一苦労なので、3~4社程度がちょうどいいでしょう。

 

なお複数の業者を同時に家に呼ぶのはおすすめできません。多少時間はかかりますが、1社ずつ見積もりを取りましょう。

 

訪問見積もりに業者が来たら、料金だけではなく、どこまでの作業をやってもらえるのかを必ず確認してください。A社は料金に含まれている作業が、B社では別料金のオプションということもあります。

 

またダンボールを何個まで無料でもらえるか、追加分のダンボールはいくらかなども確認しておきましょう。さらに引越し後、ダンボールなどの資材の引き取りサービスはあるかも確認しておくといいでしょう。資材引き取りが有料の場合もあります。

 

そして、万が一の補償内容やキャンセル料、見積もりの有効期限などを確認することも忘れずに。

 

なお見積もりの際には、料金やサービス内容について交渉ができます。ただし業者の訪問見積もりが好感触だったとしても、即決は避けてください。本命の引っ越し業者は最後にするのがおすすめです。

一括査定サイトを上手に活用

一括査定サイトは、複数の引っ越し業者に連絡する手間を1回の入力で済ませられるサービスです。時間短縮になり、引っ越し費用が抑えられることも期待できます。

 

インターネットでおおよその一括見積もりができ便利ですが、多くの場合、最終的には訪問見積もりとなることを理解しておきましょう。

 

また複数の業者から一気に電話やメールの連絡が来ることもあるので、断るのが大変と感じることも。

 

サイトによっては、あらかじめ引っ越し業者を絞ることができたり、無名の激安引っ越し業者が登録していたりと、使い方もさまざまです。こういったサービスも上手に活用できるといいですね。

まとめ

今回は引っ越しについてピックアップしました。できるだけ費用を抑えて行いたい引っ越しですが、安かろう悪かろうではいけません。しっかり比較をして、自分にはどの方法・どの業者がいいのかを見極めましょう。

 

また当サイトでは「引っ越しのチェックポイント」も紹介しています。さまざまな手続きや手配について紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。

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