どうする硬貨預け入れ。銀行手数料を比較
2023年01月30日
2023年ももう1ヶ月が過ぎようとしています。皆さん、初詣には行きましたか?初詣といえば、近年、お賽銭やおみくじなどで電子決済が使用できる神社仏閣も増えました。
神社仏閣が電子決済導入する理由は、硬貨を銀行等に預け入れる場合に一定の手数料がかかるようになったことが大きな要因でしょう。昨年1月17日からは、最後の砦でもあった「ゆうちょ」でも硬貨入金手数料が必要となりました。
貯まってしまった硬貨を預金する場合、各銀行でどれくらいの手数料がかかるのか。どこに預けるのがお得なのか。今回は都市銀行(4行)とゆうちょ銀行の手数料を比較します。ぜひ参考にしてください。
三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行は、平均的な手数料。窓口では100枚までは無料です。
窓口
・100枚まで無料
・101~500枚まで550円
・501~1000枚まで1100円
・以降500枚ごとに550円
1日に複数回預け入れした場合、合計枚数となります。
ATM
・平日8:45~18:00
・1回あたり硬貨100枚以内
三井住友銀行
三井住友銀行は、都銀の中で手数料が一番安い設定。窓口では300枚までは無料です。
窓口
・300枚まで無料
・301~500枚まで550円
・501~1000枚まで1100円
・以降500枚ごとに550円
1日に複数回預け入れした場合、合計枚数となります。
ATM
・平日8:45~18:00
・1回あたり硬貨100枚以内(500円硬貨は75枚まで)
みずほ銀行
みずほ銀行は、501枚以上になると少し高めな手数料の設定。窓口では100枚までは無料です。
窓口
・100枚まで無料
・101~500枚まで550円
・501~1000枚まで1320円
・以降500枚ごとに660円
1日に複数回預け入れした場合、合計枚数となります。
ATM
・平日8:45~18:00
・1回あたり硬貨100枚以内
りそな銀行
りそな銀行は、他の都銀に比べ高めな手数料の設定。窓口では100枚までは無料ですが、500枚までが660円です。
窓口
・100枚まで無料
・101~500枚まで660円
・501~1000枚まで1320円
・以降500枚ごとに660円
1日に複数回預け入れした場合、合計枚数となります。
ATM
・平日8:45~18:00
・1回あたり硬貨100枚以内
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行はかなり高い手数料の設定です。窓口で無料で預け入れできるのは50枚まで。
さらにATMの場合、1枚から手数料が必要なので注意してください。
窓口
・50枚まで無料
・51~100枚まで550円
・101~500枚まで825円
・501~1000枚まで1100円
・以降500枚ごとに550円
1日に複数回預け入れした場合、合計枚数となります。
ATM
・1~25枚まで110円
・26~50枚まで220円
・51~100枚まで330円
・平日7:00~18:00
・1回あたり硬貨100枚以内
1日に何回でも預け入れできますが、入金にかなり時間がかかるうえ、1枚から手数料がかかります。
他行に比べ、利用開始時間が早いのが特徴です。
都銀4行とゆうちょ銀行の比較表
※ピンク色が最安値
ATMで硬貨を預け入れる際の注意点
ATMで硬貨を預け入れる場合、1日に何回でも預け入れ可能。
都市銀行では1回あたり100枚まで硬貨を無料で入金できるので、何度も行えば大量の硬貨を預け入れられるでしょう。ゆうちょ銀行は1枚から手数料がかかります。
入金にかなり時間がかかるので、混雑している時は避けたほうがベター。
またATMで入金する場合、外国コインやクリップ、輪ゴムなど異物が入っていると機械が止まってしまい、点検にかなり時間がかかることも。入金の際は、異物が混入しないように細心の注意を払ってください。
まとめ
今回は都銀4行とゆうちょ銀行を比較しました。
都市銀行では三井住友銀行が硬貨を300枚まで無料で預け入れることが可能。
ちなみに、3大地銀と呼ばれる横浜銀行・千葉銀行・静岡銀行の中で、静岡銀行は500枚まで手数料が無料でしたので、自分の取引のある銀行等を確認してみることをおすすめします。信用金庫などでも枚数は異なり、筆者が取引のある信用金庫はA信金が500枚まで、B信金が50枚までと大きく手数料が異なりました。
自分にとって預け入れしやすい銀行等をいくつか比較してみてください。